よくある質問

執筆者:教室助手

♪ お子様にピアノを、と考えたとき、期待と同時に「続けられるかしら?」という不安や、「ヤマハやカワイと個人の先生、どちらがいいの?」「他の習い事とはどう違うの?」といった疑問もあると思います。♪

♪ これまで20年以上にわたり、たくさんの生徒さんと歩んできた経験から、親御様よりよくいただくご質問にお答えします。♪

晃子先生はどんな先生ですか?

レッスンは本格的である分厳しいですが、とても楽しい先生で、教室では笑いが絶えません。

本当にピアノ好きで、少しでも時間があればピアノを弾くか、勉強をしています。

ピアノは何歳から始めるのがいいですか?

乳幼児の場合は、最初は安価なおもちゃのピアノを与えてみて、よく遊ぶようなら習い始めることをお勧めします。

おもちゃのピアノは、アンパンマンのような電子音ではなくて、金属棒を叩いて響くものがいいです。面白さが違います。でたらめでも、曲になっていなくても構いません。

乳幼児の指は柔らかいので、電子ピアノやピアノですと鍵が重く指の平で押すので、手の形が悪くなります。おもちゃのピアノは弱い力で押せるように作られていますので、つぶれていない丸い手の形で弾くことができます。

辻井伸行さんも、当教室の講師も、おもちゃのピアノがきっかけだったと言っています。かてぃんは未だに弾いています。

年齢の目安は、落ち着いて椅子に座っていられるようになった頃です。大体4歳くらいから始められるお子様が多いですが、お子様の成長は一人ひとり違います。

「音楽を楽しそうに聴いている」「自分から鍵盤を触りたがる」といった様子が見られたら、それがその子にとっての最適なタイミングかもしれません。

どのような曲から始めますか?

幼児の場合、楽しいリトミックや易しい入門レベルの曲から始めます。どのお子様も入門レベルの曲で、表現豊かな演奏法、特にタッチの習得に何ヶ月も時間をかけます。

導入期にしっかりとした基礎を身につければ、小学校2年生くらいにはショパンやベートーヴェンといった名曲を音楽的に弾けるようになります。

同時に、ソルフェージュとバッハなどの古典を通じて「音楽の仕組み」を深く理解し、演奏技術を育んでいきます。

この、音楽的に弾くことと、ただ弾くことには大きな違いがあります

過去の経験から、大手企業のピアノ教室から移ってこられた多くの生徒さんは最も基本的なタッチができておらず、ただ音を並べるだけになってしまいます。なかなか音楽的な演奏に至りません。一番最初からタッチと音楽性を身につけられる先生に習い始めることが大切です。

「ソルフェージュ」って何ですか?

「音楽を読み解く力」のことです。楽譜を正しく読む力だけでなく、リズム感や、音を聴き取る耳を育てるトレーニングです。

これが身につくと、新しい曲に出会ったときに自分の力で読み解けるようになり、ピアノを弾くことがもっともっと楽しくなります。

当教室では、遊びの要素を取り入れながら、自然にこの力がつくようレッスンを行っています。

毎日どのくらいの練習をしますか?

ピアノは「毎日の小さな積み重ね」が、自信へとつながる習い事です。

幼児の場合、一番最初は15分ほどでも構いません。進度と様子を見ながら少しずつ伸ばしていきますが、深く集中する習慣がつくと「いつの間にか1時間経っている」という生徒さんも多いです。

教室でのレッスンでは、家で練習してきた課題を仕上げて、次の課題の練習方法を習います。練習はレッスン中ではなく家で行います。

小学生以降は1時間~2時間以上、毎日練習します。夢中になるとあっという間で、「あれ?もう?」という感じです。

難しいと思っていた曲を乗り越えてきた自信と、「この素敵な曲に挑戦したい」という気持ちが、お子様の原動力になります。

ただ、親御様の期待が大きすぎてお子様に無理をさせることがないようにしてください。

他の習い事や塾との両立について

当教室では最初の面談で、習い事は1つか2つにすることをお勧めしています。

実際に、早期から努力を集中したお子様は上手になって、コンクールでも成果が出ています。

つくばという土地柄、教育熱心な親御様が多く、多くの生徒さんが勉強とピアノを両立させています。

ピアノで「深く集中する力」や「効率よく課題をこなす力」を身につけると、勉強にも活かせます。低学年のうちから自宅で勉強する習慣をつけて、学校で習ったことをマスターしていることが大事です。そうすると、ある程度の成績を維持できます。

それがないと、高学年になって成績が足りず、「塾に行かせます」「ピアノはやめます」となってしまいます。塾に行くと自分の勉強の時間が取れなくなるのと、寝るのが遅くなって授業中に眠くなるため、本当に成績が伸びるのか考えどころです。

また、何をしても良い自由な時間を確保して、お友達と外遊びをしたり、新聞や本を読む時間を確保することも大切です。

詳しくはピアノの上達と、勉強との両立についてをご覧ください。

自宅にピアノは必要ですか?

はい。当教室では、音符ごとに繊細に音色を作る音楽性に重点を置いているため、アコースティック・ピアノで本物の弦を響かせる練習が必要です。

「最初から用意するのは...」と心配されるかもしれませんが、専門店で整備された中古ピアノやレンタルという選択肢もあります。ご実家の古いピアノをご自宅に運んでもらい整備を依頼する方法もあります。

レンタルで支払った料金を頭金にして買い取ることができるお店もあります。機種を選ばなければ月々3,000円からレンタル可能です。

アップライトピアノとグランドピアノでは構造上、音色の作り方が違います。グランドピアノの方が繊細な表現が可能です。

ネットショップやフリマでは買わないでください。 必ず複数の機種を指弾して、納得してから購入してください。お子様にぴったりの楽器選びをお手伝いしますので、ご相談ください。

ピアノは、他の習い事と比べてどうですか?

ピアノの一番の特徴は「自分が主役」であることです。

サッカーや野球のようなスポーツはレギュラーにならないと活躍の場がありません。レギュラーになるためには、毎日、朝練、夜練、走り込みが必要で、選ばれる子は少数です。勝敗はチーム全員にかかっていて、自分一人の努力だけではありません。

二番目の特徴は「奥が深い芸術」であることです。

ピアノは芸術ですので、新しい表現、自分ならではの表現を生み出す底深さがあります。長い人生の友として、歳をとっても、一人でも楽しめます。100歳を超えて弾き続けられる方もおられます。

三番目の特徴は「音を楽しむ」ことで生まれるつながりです。

二人で弾く連弾やアンサンブル(合奏)では、他の人と息を合わせて音楽を作っていく楽しさも味わえます。学校の部活動で吹奏楽を選ばれる生徒さんも多いです。

ヤマハやカワイの音楽教室と個人の教室ではどちらがいいですか?

ピアノの先生には大きく4つのタイプがあります。入り口を間違えると修正は難しいので、最初からお子様の目的に適した先生を選ばれることが大切です。

  • 大手企業のピアノ教室の先生
  • 個人教室の先生
  • コンクールの全国大会で入賞者を輩出している先生
  • ショパンコンクールの出場者を指導する先生

ショパンコンクールを目指す道をゆくのでなければ、小学校高学年になった時にどれくらい弾けるようになりたいかが目安です。

ユーチューバーには小さいうちから難曲を弾いている方が多くて、独学の方も相当いらっしゃると思います。音楽的とは言えない演奏もあるので、しっかりした基礎を身につけて音楽的に弾けるようになるには、そういう指導ができる先生に習う必要があります。

習い事のひとつとして、大手のピアノ教室は最初の選択肢です。AIの情報によれば、個人差は大きいですが、1日10〜30分ほどの練習量ですと、小学校高学年でブルグミュラーやソナチネくらいだそうです。家で練習をしなくても破門されません。

個人の先生の場合は、先生により指導方針は様々です。どれくらい弾けるようになるかも、ブルグミュラーまで、ソナチネまでなどお子様により様々です。通いやすい近所の先生は有力候補だと思います。

コンクールの全国大会で入賞者を輩出している先生(個人の先生・ピアニスト・音大の先生)は、指導のノウハウにより、ノクターンやソナタのレベルまで音楽的に弾くことができるように指導します。ショパンやモーツァルトのような名曲を音楽的に楽しんで弾けるようになるには、毎日1~2時間以上練習が必要です。コンクール前は増えます。

それは、練習に夢中になり、気がつくと時間が経っているような、心躍る時間です。

当教室の生徒は全国大会で金・銀・銅賞を受賞していますが、コンクールはあくまで励みとして利用しています。ピアノを人生の友として、ショパンやモーツアルトのような素晴らしい名曲を、その作曲家らしく音楽的に弾けるようになることが目標です。

どこに行かれるにしても、遠いと続きません。長い間、送り迎えを続けられるところ、または、お子様が自分で通えるところが良いと思います。見学では、レッスン室やトイレががきれいに片付いているかどうかもポイントです。

ヨーロッパ国際ピアノコンクールとは?

「音楽性、様式感、音色の美しさと響き、個性的な表現」が重視されます。

ここ数年、非常にレベルが高くなっていて、全国大会では素晴らしい演奏が多いです。グランプリを取られた中島結里愛さんが前回のショパンコンクールに15歳で出場されたことで更に注目されています。

特に音色の美しさが重視されます。大きい音でしっかり弾く出場者が多いピティナのような他のコンクールとは音楽性の方向が違っています。

ピアノの上達と、勉強との両立について